耕運機メーカーで選ぶ

ホンダは世界中に知られている本田技研工業。農業用機械よりも、バイク、車などでホンダブランドは広く世間一般に知られています。ですが、ホンダは農業機械にも力を入れており、耕運機においても多くの商品を展開しています。

ホンダのホームページを見ると、耕運機には多くの機種がありますので、初めて購入を考えている人は迷ってしまうかもしれませんが、耕運機の用途や使い方に合わせて、耕運機の購入を考えたいという人のために、ニーズ別に分類されていますので、自分はどのタイプの機種を購入すれば良いのか簡単にわかります。ホンダの耕運機は歩行型の耕運機と管理機のみになります。

ホンダは扱いやすさからずいぶん前から好評を得ているリアロータリー式耕運機の「ラッキー」を約15年ぶりにモデルチェンジしました。別売りのアタッチメントを取り付けることで、除草作業にも利用することができますし、簡単な操作で固い土地も簡単に耕すことができますので、初心者だけでなく、プロの農家までも高い支持を得ています。女性でも簡単に操作することができますので、好評を得ているようです。

新ダイワ工業株式会社は農業、林業用の機械を製造販売する企業で広島に本社を置いています。子会社や関連会社など多くの会社があり全国に営業所があります。プロ志向の産業機器を取り扱っています。

新ダイワ工業の耕運機は、「管理機」と呼ばれ、CAR250-M、CAR300-MR、CFR300-M1、CRR630-M1、CRR630-MNの計5タイプ。中でもCRR630-M1、CRR630-MNは高出力エンジンを搭載していますので、やわらかい土壌から硬い土壌まで、幅広く対応することが出来ます。これらは、プロの農家が使う本格的なタイプになります。

ほかの3つのタイプは、コンパクトで高性能なラインナップですので、農作業初心者の人～プロの農家の人が使うことを広く対象にしています。家庭菜園での使用にも適していますし、本格的な菜園でもその力を十分入発揮することが出来るようです。中でも、CFR300-M1は、ハンドルを折りたたむことができ、一番コンパクトになります。重量も最も軽量となっていますし、操作もレバーで簡単に行うことが出来るようになっていますので、非力な女性にもオススメな製品です。

株式会社オーレックでは、耕運機、草刈機など、様々な農業機械の製造販売を行っています。本社は福岡県ですが、全国各地に営業所があります。株式会社オーレックは、開発から製造までを一貫して行うことで、使いやすさ、安全性を最優先に考え、利用者のニーズに答えるためにクオリティーの高さは折り紙つき。お客様とのコミュニケーションのなかで、生み出されるアイデアを、形にする技術で他社との差別化を図っていると言えます。

オーレックの耕運機には、家庭菜園や小規模農家に使用される「ミニ耕運機」と、プロの農家が使用する｢管理作業機」があります。ミニ耕運機は、スーパーフレッシュ・ピコシリーズがあります。コンパクトな本体となっていますが、パワフルな性能となっていますので、小規模の農家でも使用できるようになっています。多機能高性能な反面、価格は他のメーカーの小型耕運機と比べると多少、割高な印象です。管理作業機は、多様な付属品を取り付けることで、ほかの作業をすることも出来、作業を効率的に進めることができます。

オーレックの耕運機は、全国にある営業所で販売しています。オーレックの営業所が近くにない場合は、農協からも購入することが出来ます。

株式会社ニッカリは日本における、草刈機の生みの親的存在で岡山県に本社がある会社で、単軸条運搬機（モノラック）を世界で始めて発表した会社で有名です。単軸条運搬機（モノラック）とは、傾斜地で農作業をし、荷物を運搬するときに使用する運搬機で、みかん園などの果樹園で農作業を行っている人に、運搬作業が楽になったと大きな指示を集めています。「モノラック」という名称も「物が楽に運べるようになった→物が楽→モノラック」となったようです。

ニッカリでは、管理機の名称で耕運機があります。全部で6タイプの管理機があり、家庭菜園や狭い土地を耕すために、小型管理機「くわのすけ」があります。ほかには、お茶用の管理機、メロン用の管理機、果樹援用の管理機、くわがり用の管理機があります。用途に合わせて選ぶことが出来、さらに付属品を取り付けることで、ほかの作業もすることができるようになります。

ニッカリでは、各地に営業所がありますので、修理や故障に関する相談、困ったことなど、購入前、購入後の対応も心配ないメーカーです。